マテ茶の糖尿病予防・改善効果

マテ茶は主にアルゼンチンやブラジル、パラグアイなどで生産されている飲料として知られており、パラグアイのグァラニ族が飲用を始めたことが起源です。「活力を与える不思議な木」として親しまれていました。

マテ茶が
糖尿病予防·改善におすすめの理由

マテ茶にはミネラル類が豊富に含まれている他、ポリフェノールの1種であるフラボノイドも多く含まれています。マテ茶が持つこれらの特性は糖尿病の症状にも作用することで知られており、高血糖が続くことで産生される「AGE」の発生を防ぎます。これが糖尿病を始めとする、その他いくつもの生活習慣病予防に役立つとされています。

マテ茶の健康効果とは

肥満の予防・対策

マウス実験では、肥満状態になったマウスにマテ茶の抽出物を摂取させた結果、体重の増加が抑制され、血清中の中性脂肪やLDL-コレステロールの濃度が減少したことが報告されています。マテ茶は脂肪の吸収をする身体の働きに作用して、脂肪がつきにくく痩せにくい体質へとサポートしてくれるのです。

記憶力のアップ

マテ茶には古くから「認知能力の改善」効果があるとされていましたが、実際にマウスの学習・記憶能力を検証したところ、マテ茶によってそれらの効果が高まることがわかりました。またマテ茶にはパーキンソン病の予防効果が期待されるとも報告されており、脳の老化や記憶力の低下を予防するためにもおすすめできます。

抗酸化作用による美容効果

マテ茶に含まれるポリフェノールには、抗酸化作用が認められています。抗酸化作用とは細胞が酸化するのを防ぐ働きであり、これによって身体のあらゆる部分が老化するのを防ぎます。例えば肌のシミやシワといった肌トラブルも細胞の酸化に起因しているため、マテ茶を積極的に飲むことで、肌の老化を予防することに繋がります。いつまでも若々しい張りのある肌を保ちたい人におすすめです。

マテ茶に
含まれる成分・栄養素

ミネラル

カルシウムや鉄分、マグネシウムなどの、身体を健康に保つ上で欠かせない成分です。

フラボノイド

ポリフェノールの一種で、身体の細胞を錆びつかせる「活性酸素」の発生を抑制し、健康と若さを維持します。

オススメの健康茶はどれ?
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マテ茶のおいしい飲み方

マテ茶には様々な飲み方があります。例えば「苦マテ」は古代から伝わる、水とマテ茶を沸騰させたもの。「甘マテ」は苦マテに砂糖を加えて、甘みが増し飲みやすくなったもの。紅茶と同じようにポットに入れて熱湯を注ぎ、蒸らす「マテティー」や水出しによる「水出しマテ」もあります。好みの味わいに合わせて、自由な飲み方ができるのがマテ茶の魅力です。