はと麦茶の糖尿病予防・改善効果

中国やベトナムなど東南アジア原産のイネ科の一年草から作られる「はと麦茶」は、麦の香りが凍ばしく、まろやかで飲みやすい味が庶民に親しまれています。しかも栄養価が高く身体に優しい、美肌にも好影響が期待できるなど、副次的なメリットも少なくないようです。ここではそんなメリットの一つ、はと麦茶と糖尿病の関係、またそれ以外の一般的な健康効果についても考えてみます。

はと麦茶が
糖尿病予防·改善におすすめの理由

体内に取り込むコレステロールが多くなると、糖尿病患者は心疾患を発症するリスクが増大するといわれていますが、そうした中、東北農業研究センター・岩手県農業研究センターが行った「ハトムギを餌の20%混合した糖尿病マウスによる試験」では、「ハトムギでコレステロールの低下(脂質代謝改善作用)」等が認められたそうです。この実験結果は、はと麦茶が糖尿病の予防や改善に役立つ可能性があることを示しています。また、ハトムギはお米と比較して糖質が少ないため、吸収しても血糖値の上昇が穏やかになる効果も期待できます。

情報引用元:「ヒエ、キビ、ハトムギの抗糖尿病作用(東北農業研究センター・岩手県農業研究センター)」(http://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/to-noken/DB/DATA/064/064-151.pdf)

はと麦茶の健康効果とは

ダイエット効果が期待できる

はと麦茶に期待できる健康効果のうち代表的なものは、ダイエット効果でしょう。その理由は、はと麦茶の中に「ビタミンB2」が含まれているからです。ビタミンB2には体内の脂質・糖質・タンパク質をエネルギーに変える際にサポートする働きがあり、この働きがダイエットを促進し肥満予防の効果を期待できます。

成長促進

ビタミンB2は別名「発育ビタミン」とも呼ばれており、身体の成長・発育を促す働きもあります。特に育ち盛りの子供には必須のビタミンと位置づけることができ、不足すれば成長促進が阻害される可能性もあります。逆にビタミンB2を十分に摂取していれば、成長障害を予防し発育を促進できるでしょう。

血糖値とコレステロール濃度を抑える

はと麦茶には「食物繊維」も多く含まれています。食物繊維といえば、おなかの調子を整える栄養素として知られていますが、実は血糖値の上昇を抑制したり、コレステロールを排出する効果なども期待できます。そして、コレステロール濃度が低くなり、血糖値の上昇が抑えられることは、糖尿病の予防や改善にも繋がるでしょう。

はと麦茶に
含まれる成分・栄養素

ビタミンB2

はと麦茶に含まれているビタミンB2には、脂質・糖質・タンパク質をエネルギーに変える際にサポートする働きや、脂肪の代謝、疲労回復、美肌効果、皮膚、髪、爪などの再生、老化の一因とされる過酸化脂質の分解・消去などの効果が期待できます。

食物繊維

食物繊維の働きとしては整腸効果や便秘予防が有名ですが、ほかにもコレステロール濃度の低下、血糖値上昇の抑制、高血圧、動脈硬化、脂質異常症など、生活習慣病を阻止する効果も期待できます。

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はと麦茶のおいしい飲み方

はと麦茶の香ばしい香りは好きだけど、苦味とカルキ臭がちょっと‥という方も少なくありません。そういう方におすすめなのは、水出しではと麦茶を作る場合は「ミネラルウォーター」を使い、苦味を抑えたい場合は煮出しではと麦茶を作ることです。

水出しで作る場合、水道水ではなくミネラルウォーターを使用すれば、カルキ臭を抑え、さわやかに仕上げることができます。そして水出しではなく煮出しで作ると、苦味が抑えられ、まろやかな味になります。

煮出しする場合、沸騰後、弱火で3~5分間、煮出すのがポイントです。煮出す時間が長いほど、苦味が出やすくなるので気をつけてください。

エルカンプーレの
副作用・注意点とは

はと麦茶にはこれといった副作用は報告されていませんが、飲み過ぎると体を冷やしたり、子宮収縮を促す可能性がありますので、妊娠中の人は摂取前に医師に相談したほうがいいでしょう。またイネ科植物由来であることを考えると、イネや麦アレルギーの人も注意が必要です。