玄米茶の糖尿病予防・改善効果

番茶に同量の炒った玄米を加えた玄米茶。苦味や渋みが少ないあっさりとした味わいに、日本茶の中でも飲みやすいと人気がある玄米茶ですが、緑茶と玄米の栄養価を同時に摂取できるため、その健康増進効果には非常に優れたものがあります。

玄米茶が糖尿病予防·改善におすすめの理由

高い栄養価を誇る玄米と緑茶の栄養素を一度に摂取することが出来る玄米茶。とくに、玄米のぬか部分に含まれるガンマオリザノールという成分はインスリン分泌を促進する効果をもち、二型糖尿病に罹患している人にとっては嬉しい成分です。また、緑茶に含まれるカテキンも、腸からの糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を穏やかにする効果を持っています。

玄米茶の健康効果とは

玄米茶を飲むことで得ることが出来る健康効果は、糖尿病の症状改善だけにとどまりません。以下では、そうした玄米茶の持つ健康効果のうち、代表的なものを二つ見てましょう。

GABAの抗ストレス効果

玄米は、アミノ酸の一種であるGABAγ-アミノ酪酸を豊富に含んでいます。今日では、GABAを配合していることを謳う商品が多く販売されているため、名前は効いたことがある、という方も多いでしょう。体内ではとりわけ脳内に多く存在しているGABAですが、神経の興奮を抑制する効果を持ち、不安やストレスを和らげる作用あります。

優れた血圧降下作用

さらに、抗ストレス作用に加えて、GABAには血圧の上昇を抑える作用もあります。また、緑茶に含まれるカテキンにも、同様に血圧の上昇を抑制する効果があります。玄米と緑茶の栄養素を同時に摂取することができる玄米茶は、高血圧に悩む方にはうってつけの飲料であるといえるかもしれません。

玄米茶に含まれる成分・栄養素

ガンマオリザノール

上述のように、玄米のぬか部分に多く含まれるガンマオリザノールには、インスリンの分泌を促進することで血糖値の上昇を和らげるという、糖尿病患者にとっては非常に嬉しい効果をもっています。さらに、ガンマオリザノールには、脳内報酬系に直接働きかけ、ドーパミン受容体の機能を向上させることで、動物性脂肪への嗜好性を抑制する効果ももっています。わかりやすく言えば、油っぽい食事に慣れてしまった脳を、あっさりした食事でも満足できる脳にするという、驚くような働きがあるということです。

玄米茶のおいしい飲み方

玄米茶は、緑茶と比べると旨味成分が多くありません。そのため、緑茶のように70〜80度のお湯で旨味成分を引き出す淹れ方をする必要はありません。高温のお湯で香りが立つように淹れると美味しく飲むことが出来ます。

玄米茶の副作用・注意点

玄米茶を長期に渡って常飲することに伴う目立った副作用は報告されていません。しかし、緑茶由来のカフェインを一定量玄米茶は含んでいるため、妊娠中の方や乳幼児の飲用には注意が必要です。