牛乳

牛乳は健康維持の助けになります。ただ「体にいいとは聞くけど具体的な理由はなに?」と気になる方もいるでしょう。具体的な理由についてわからないことがたくさんあります。なぜ健康維持の助けになるのかご紹介します。

牛乳の健康効果

牛乳

美肌効果

牛乳には若々しい肌を維持するビタミン類が含まれています。肌が衰えるのは、老化もありますが、太陽の紫外線も原因のひとつです。

皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの生成は、18歳をピークに低下します。25歳から徐々に衰えが目立ちはじめ、弾力やハリがなくなるのです。一方、紫外線は、皮膚に日焼けを引き起こし、シミやそばかすや肌荒れにつながります。肌の劣化を防ぐには、日頃から対策しなければなりません。その1つに牛乳のビタミン類が助けになるのです。

「ビタミンA」は、皮膚や粘膜を構成する上皮細胞を作り、肌の健康を保ちます。「ビタミンB2」は皮膚を作り、肌のハリを維持する助けになるのです。「ビタミンE」は抗酸化作用があり、紫外線から肌を守る、血流に働きかけて美肌を保つ助けとなります。

冷え症予防

牛乳は冷え性予防の助けになるといわれています。理由は、血流にいいとされる栄養分が含まれているからです。

血液を作る「タンパク質」が含まれていますし、健康的な血液の流れを維持する「ミネラル分やビタミンE」「末梢神経がスムーズに働くための助けになるビタミンB群」などが含まれています。

冬など寒い時期は温めてホットミルクにして飲むのもいいでしょう。一説に、体温が上がって熱が発散されたあと、体温が下がってスムーズな睡眠になるともいわれています。

不眠改善

牛乳に含まれるトリプトファンはスムーズな眠りをサポートする成分です。トリプトファン自体は直接睡眠につながりませんが、メラトニンという睡眠ホルモンの原料になります。

トリプトファンがメラトニンになるための時間は約15時間。不眠改善を期待するなら、逆算して牛乳を飲むのがいいでしょう。

また、カルシムが豊富という点も無視できません。スムーズな睡眠にはリラックス状態が必要です。カルシウムは脳が興奮している状態を抑えるといわれています。イライラするのも不眠の原因です。ストレス対策という点でもカルシウムが助けになってくれるので上手に活用しましょう。

胃痛・胸やけ改善

牛乳は胃の内側の壁を守る成分が含まれています。また、胃酸を中和する働きで胃痛解消の助けになります。とくに温めた少量の牛乳を飲むといいでしょう。

また、イライラでお腹が痛くなるケースもあります。牛乳にはカルシウムが含まれているため、イライラを抑える助けになってくれるのです。さらに、胸焼けの改善も期待できます。逆流性食道炎の症状のひとつで、胃酸が食道まで逆流して起こります。牛乳は逆流した胃酸を洗い流し、食道の粘膜を保護する働きがあるのです。

虫歯予防

牛乳は骨を作る、強化するカルシウムが含まれています。歯を丈夫な状態に保つには、血液中のカルシウム量を一定に保たなければなりません。細菌への抵抗力も必要です。

牛乳に含まれるタンパク質、カルシウム、リンは抵抗力アップにつながります。通常カルシウムは吸収されにくいミネラルですが、牛乳には吸収を助ける乳頭やカゼインホスホペプチドが含まれているのもポイントです。

効率的に歯を強くしたい、虫歯予防を考えるなら牛乳を飲みましょう。

便秘改善

牛乳に含まれる乳糖は、腸の働きの活発化の助けになります。乳糖は善玉菌の乳酸菌の餌になるため、悪玉菌が増え過ぎるのを抑えられるからです。腸内環境の健康を維持できるため、便秘改善につながるといわれています。

牛乳は血糖値を下げることができる

糖尿病対策として牛乳は血糖値を抑える働きで助けになります。カナダのゲルフ大学で、牛乳と水それぞれ飲んでもらって比較する実験が行われました。結果、牛乳が食後の血糖値の上昇を抑えることがわかっています。

参照元:糖尿病ネットワーク「朝食で「牛乳」を飲むと1日を通じて血糖値が低下 糖尿病の食事改善」(https://dm-net.co.jp/calendar/2018/028378.php

血糖値を下げる飲み物は
他にどんなものがある?

牛乳の選び方

効率的に健康維持を考えるなら、安全な牛乳選びにも注意したいところです。結論からいうと成分表示に「成分無調整牛乳」と 書かれているものを選びましょう。

乳飲料や、低脂肪乳、加工乳は、食品添加物が含まれています。また、牛乳は殺菌処理方法が法律で決められています。殺菌処理も複数ありますが,健康維持を考えると「低温殺菌」を選ぶのが無難です。高温殺菌だと、殺菌効果という点でメリットはありますが、有益な菌も殺菌します。また、低温殺菌のほうが、消化しやすく、腸で吸収されやすいのです。

糖尿病対策を含め、牛乳選びをするなら「成分無調整」と「低温殺菌」を選ぶといいでしょう。