今回食べたのはポテトチップスと言えば誰もがこれを想像するだろうという、王道「ポテトチップス」。いつも通りBIGタイプを食べました。
間食の代表格であるポテトチップス。油ギトギトだし、カロリー高いし、食べ過ぎは良くないことは薄々気づいています。でも、どれだけ血糖値に変化があるのかは知りませんよね。思っているよりも上がらないかも。そんな淡い期待を胸に、いざ測定!
食べる前は85mg/dLでした。お腹ぺこぺこ状態なので流石に低めですね。仕事終わりに検証したので、時間は23時過ぎ。今日の夕飯変わりです。
じゃじゃん。105mg/dLでした。20mg/dLアップ。もっと急激に上がるかと思いましたが、意外と緩やかな気がします。どうやら脂質が、糖質による急激な血糖値の上昇を防いでくれるらしいです。ただ、当然ですが上がりますね。食事と食事の間に食べたら、血糖値が高い状態のままになって体に負担をかけるかもしれないので、1食置き換える方法が良いかもしれません。
二木昇平(ふたきしょうへい)医師
二木皮膚科院長・虎の門診療所副院長を兼任。漢方専門医として健康食品による糖尿病予防について各種メディアで情報を発信している。
ポテトチップスの食べ過ぎは、かなりの確率で糖尿病になるリスクを助長させます。糖質の多いじゃがいもを古い油で揚げており、さらに大量の塩分が含まれているためです。
糖質に加えて脂質も血糖値を上昇させる要因となるため、ポテトチップスはまさに、糖尿病の温床。間食の中でもリスクが高めです。また塩分は腎臓にも負担をかけることになります。
そもそもジャガイモの食べ過ぎが糖尿病や高血圧のリスクを高めるという研究結果も。間食を食べるにしても、様々なリスクが多く含まれるポテトチップスは避けるべきでしょう。
1日に食べるお菓子の量は200kcal程度に抑えるのが理想的。レギュラーサイズのポテトチップスだと1袋550kcalくらいあるので、1日3分の1程度になります。「気がついたら全部食べていた!」とならないように、事前に3袋に分けておくと良いそうです。
血糖値の急上昇を防ぐために、脂質やたんぱく質の量を増やすのも有効なのだとか。三大栄養素の中で血糖値の上昇率が最も急激なのが炭水化物(糖質)。次いで、たんぱく質、脂質とゆるやかになっていきます。糖質が多めの食品はたんぱく質や脂質と一緒に摂ることで、血糖値の急激な変化を抑えられるそうです。血管への負担が減るため、糖尿病のリスクも軽減できますね。
200kcalに抑える。クリームチーズと一緒に食べる。理屈ではわかっています。自分の体のことを考えても、それが大切であることも。でも、食べ出したら止まらなくなってしまうんですよね。そもそも買わなきゃいいじゃんっても思います。でも、コンビニに行ったら買わずには帰れなくなるんですよね。
結局、今の生活を変えずに健康的に暮らすのはどうしたらいいだろう…?
そんな甘い悩みを抱えている私に、救世主が現れたのです。長くなるので、その話はまた次の記事で。